無菌培養に挑戦!!Part 2
2013年 07月 24日
以前ご紹介した無菌培養を実行する為、今回イワチドリの種蒔きを行ってみました。
上部の箱のような物は、私が自作で作ったクリーンベンチ?=簡易無菌箱です。
無菌培養の播種(植物の種子〈たね〉を播く(蒔く)には種類があり大まかに分類すると未熟播種と完熟播種とあります。
分かり易く説明すれば、鞘(さや)といって、花の種が入っている種の袋のような物のことですが、その鞘が完熟すると表面が枯れた状態になり、中の種子が弾け出そうになります。
その逆で未熟の鞘は中の種子自体は交配してからの日数を計算しているので熟した状態ですが、鞘の表面は弾ける前の状態です。
熟したバナナと青バナナみたいなものでしょうか?
未熟、完熟、それぞれメリット、デメリットあるようですが、私は未熟播種をやってみました。
播種を行うまでの段取りと手順は理解していましたが、初の試みでしたので計画した半分の数しか播種出来ませんでしたが、何とか自信はありませんが成功したようです。
あとは播種した無菌培養ビンがコンタミ(かび)に侵されなければ来春には・・・?
今回のイワチドリの播種は満足いく結果とは言えませんでした。
ウチョウランの交配を幾つか行っていますので、その鞘を使って9月頃にリベンジしたいと考えています。
一応蒔けてるの分かります??